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尻に赤い線が入っているところから通称「レッドバック」。
メルボルンなどの寒いところではみかけないようだが、ブリスベンなどの温暖地域には普通にいる毒グモという。
日本は寒暖の差が激しいので、夏場に一気に繁殖するのだろう。
冬は風の通らない寒さを避けられる場所で越冬するようだ。
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2012年9月5日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/news/20120904-OYT8T01515.htm
セアカゴケグモ注意を
福岡市東区で、特定外来生物に指定されている毒グモ「セアカゴケグモ」に女性がかまれたことを受け、市は4日、近くの公園で緊急駆除作業を行い、約20匹を駆除した。
温暖化により国内でも繁殖しやすく、生息域も広がっているとみられ、市内では2007年以降、毎年確認されている。
市は「水際対策は難しく、完全に駆除するのは不可能に近い」と話している。(饒波あゆみ)
セアカゴケグモは体長約1センチで、オーストラリアなどに生息。背に砂時計の形をした赤色の模様があるのが特徴だ。
かまれると吐き気などを引き起こし、子どもや高齢者は重篤になる恐れもある。
市生活衛生課によると、市内では07年10月、東区の人工島(アイランドシティ)のコンテナターミナルで初めて確認。
同課は「海外から船で運ばれたコンテナに付着していたのではないか」とみている。
以来、人工島や近隣の香椎パークポートなど主に東区の港湾地域で発見されているが、08年11月には博多区内でも見つかった。
市内でこれまで被害報告はなかったが、東区の介護老人福祉施設で3日午前、入居女性(86)が右足の小指をかまれた。
今年は市政だよりで注意を呼び掛けたこともあって発見事例が増えており、今回のケースを含め、過去最多となる18件が確認されている。
今回の被害を受け、市が施設の敷地を調べたところ、約30匹を発見、駆除した。
市港湾管理課によると、コンテナターミナルで見つけた場合はすぐに駆除しているが、個々のコンテナの点検は行っていない。
同課は「博多港は年間、20フィートコンテナ85万個分を取り扱う。全ての点検や消毒は物理的に難しい」としている。
市は、市民への注意喚起を強化する方針で、
「セアカゴケグモは、市販の殺虫剤で駆除できる。
花壇の手入れなど、外で作業する際は手袋を着用してほしい」
と呼びかけている。
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TBSニュース
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毎日新聞 2012年09月04日 22時44分(最終更新 09月05日 04時07分)
http://mainichi.jp/select/news/20120905k0000m040081000c.html
毒グモ:福岡の公園2カ所で50匹を駆除
福岡市東区香椎照葉3の介護老人福祉施設で女性入所者(86)が特定外来生物の毒グモ「セアカゴケグモ」にかまれて入院した事故を受け、同市が周辺の公園2カ所を調べた結果、新たに計約50匹を確認した。
側溝ふたの裏側や排水溝内におり、殺虫剤などで駆除したという。
市によると、調査は3、4日の両日行い、3日にアイランドシティ(人工島)の外周緑地で約30匹、4日には施設から約1.5キロのみなと100年公園(同市東区)で約20匹が見つかった。
女性は3日午前中にかまれ、一時呼吸障害などに陥った。
その後、周辺で約30匹を発見し施設側が駆除した。
女性は現在、快方に向かっている。
市はアイランドシティ中央公園で毎週1回、みなと100年公園で年2回の駆除作業をしているが、外周緑地を加えることや駆除回数を増やすことも検討する。
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テレビ朝日ニュース
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【気なる目次(4)】
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