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レコードチャイナ 配信日時:2012年9月12日 9時34分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=64539&type=0
iPhone5でサムスン外し、最大の受益者は台湾企業か―中国紙
2012年9月10日、第一財経日報によると、米アップルが新型スマートフォン・iPhone5でサムスン電子製部品の大部分を採用しないと韓国メディアが報じている。
両社の間で特許をめぐる訴訟が激しさを増していることが影響していると見られる。
サムスン製を採用する予定だったDRAMなどのメモリーチップがSKハイニックスやエルピーダメモリ、東芝などに切り替えられ、液晶ディスプレー(LCD)もLGと日本のメーカーに。
また、バッテリーはサンヨーと中国のATLから調達するとされ、サムスンには発注がないという。
標準的な部品を切り替えるのは容易だが、重要な部品は歩留まり率などの問題から完全にサムスンへの依存を今すぐになくすことは難しいものの、アップルは台湾の企業に注目しており、今回のサムスンからの部品調達切り替えでも調達先となった企業の多くは台湾企業と関連が深く、台湾の企業が最大の受益者になるとの見方が出ている。
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朝鮮日報 記事入力 : 2012/09/17 09:19
特許紛争:サムスン敗北、ITCでもアップルに軍配
米国アップルとサムスン電子による一連の特許訴訟で、米国国際貿易委員会(ITC)は14日、アップルによる特許侵害はないとする仮決定を下した。
これにより、ITCの場でもアップルはサムスンに対し、優位に立った格好だ。
サムスンは今年6月、通信関連の特許2件、商用特許2件を侵害されたとして、アップル製品の輸入差し止めを求める申し立てを行っていた。
ITCは「アップルは(サムスンが主張する)どの事項にも違反していない」とした。
ITCは追加調査を行い、来年1月末に最終決定を下す予定だ。
過去の例では、最終決定でITCの判断が覆るケースは少ない。
今回の決定により、サムスンは米国でアップルに対し圧力を加える手段を一つ失う可能性が高まった。
アップルが昨年、サムスンにデザイン特許を侵害されたとして提訴すると、サムスンはアップルを裁判所で逆提訴。
同時にITCにも提訴していた。
サムスンはアップル製品の大半が中国など他国で生産されている点に着目し、貿易関連の紛争を管轄するITCにiPhone4、iPhone4S、初代iPad、iPad2の輸入差し止めを求めていた。
ITCは判事、幹部公務員の6人で構成される委員会の傘下に400人の分野別専門職員を置く大統領直属の独立機関で、輸入差し止めの決定権限を持つ。
アップルも昨年、ITCにサムスン製品の輸入差し止めを求めている。今回の仮決定に先立ち、カリフォルニア州北部連邦地裁での両社間の訴訟では、地域住民で構成される陪審がアップルを一方的に支持する評決を下している。
アップルは相次ぐ勝訴と新製品の好調を受け、これまでの市場での劣勢を逆転させる可能性が高いとみられている。
アップルが先週発表したiPhone5は「革新性を欠く」という評価にもかかわらず、インターネット予約による販売分が1時間で完売となる人気ぶりを示した。
アップルは今年夏までは、iPhone5の発売遅延などにより、米国市場でサムスンにシェアを奪われていた。
サムスン電子は今回のITCの決定は仮決定にすぎないとして、大きな意味付けを避けている。
同社の関係者は「来年初めの最終決定でサムスンの特許が認められるようにITCに十分に説明していく」と表明した。
サムスンはまた、商品面で攻勢もかけている。
15日からは米国の新聞などにiPhone5とサムスンのギャラクシーS3の機能を直接比較する広告の掲載を始めた。
サムスンは両製品の仕様、機能を細かく列挙し、ギャラクシーS3はスマートフォンによる代金決済に必要なNFC(近距離無線通信)、分離型バッテリーなどの強みがあると強調した。
サムスンは翌月にはスマートフォン新製品「ギャラクシーノート2」を米国で発売する予定だ。
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韓国は現代自動車とサムスン電子という2枚看板でもっているようなものだ。
サムスンが転けると、韓国全体が危うくなる。
連鎖反応が起きるからだ。
現代もサムスンもピークを過ぎており、守りを固める次時期に入っている。
それを見誤ることがないようにしないといけない。
企業というのは波がある。
いまは下り坂に入っているということだ。