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● カナダのプラスチック紙幣
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NICHOGO PRESS 2012年8月27日
http://nichigopress.jp/ausnews/economy/42014/
「プラスチック貨幣交渉に贈賄はなかった」
中銀総裁連邦下院経済委員会で証言
連邦科学産業研究機構(CSIRO)が発明して特許を持つマイラー・フィルムをベースにしたプラスチック貨幣を採用する国が増えており、相手国政府との交渉を含めて、中銀(RBA)の子会社Securency社が行い、印刷はNote Printing Australia(NPA)社が行っている。
しかし、数年前から両社が受注を獲得するために相手国高官に賄賂を贈っているという贈賄の疑惑が何度も浮かび上がっており、先週初めにABCテレビの時事番組「7.30」でRBA上部職員がこの贈賄事実を知りながら隠蔽工作していたのではないかとの疑惑を再び蒸し返した。
これに対して、8月24日、連邦議会下院経済委員会での証言の席でグレン・スティーブンズ総裁が、「子会社2社に関しては情報の扱いは公明正大だ。
7.30が挙げた文書についても、2007年にFreehills法律事務所が贈賄疑惑を監査した際にすでに調べており、2社が贈賄しようとした事実もつかめておらず、また、RBA上部職員が隠蔽しようとした事実も見つからなかった。
違法行為が行われていたとする証拠はまったくないと結論している」と語った。
さらに、「NPA社マネージャが提出した文書声明文には腐敗行為の明瞭な証拠が記述されているという主張が常にある。
しかし、2007年に同法律事務所の古参弁護士2人が監査した際に、この文書も筆者から直接受け取っており、また、筆者その他の関係者からも面接して証言を受け取っている。
その結果、2人の古参弁護士は、この声明文書が、違反行為があったとする証拠になるものではないと結論を出している」と証言した。(NP)
』
日本はまだまだ旧態の紙・紙幣を使っているが、世界はプラスチック紙幣に移行している。
水で洗えて非常に清潔な紙幣で、また破けにくく汚れもつきにくい。
日本ではまだ独自のマイラー技術がないため紙幣であるが、技術力がついてくればプラスチック紙幣に変わっていくと言われている。
カナダ紙幣のビデオを。
『
Bank of Canada: The New $100 Note
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どのような国が採用しているかというと。
『
プラスチック製 紙幣
http://banknotes.visithp.jp/polymer.html
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日本のフィルム技術は非常にレベルの高いものであるから日本が率先してプラスチック紙幣を導入すべきであろうが、もしかしたらまだここまではいっていないのかもしれない。
外国から技術を買うのもシャクだし、アメリカも紙幣だしとりあえずオールドタイプでいくか、といったところだろう。
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