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● 写真は2月、長征ロケットの打ち上げ。第11期目の北斗衛星が打ち上げられた。
『
レコードチャイナ 配信日時:2012年8月7日 6時44分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=63532&type=0
EUのガリレオを追い抜いた中国の衛星測位システム・北斗―米誌
2012年8月3日、環球時報によると、米誌InsideGNSSの7月・8月号は欧州連合(EU)の衛星測位システム・ガリレオに関する記事を掲載した。
EUが構築を進めている衛星測位システム・ガリレオ。
米国のGPSに対抗する狙いがあると言われる。
2003年、中国も2億7000万ドル(約217億円)を拠出し計画に参加したが、重要な決定には参加できないという屈辱的な扱いを受けた。
米国に対抗する陣営の結成をアピールするEUの口実に使われたとの印象が中国にはある。
だが先ほど、ブリュッセルで行われた会議では両者の立場の逆転がうかがえた。
ガリレオは本格利用開始が遅れる一方で、
中国独自の衛星測位システム・北斗が猛追。
米国のGPS、
ロシアのGLONASS
に続き本格運用が開始される
第3のシステムとなる見通しだ。
』
wikipediaから。
『
北斗衛星導航系統(ほくとえいせいどうこうけいとう,BeiDou Navigation Satellite System)は中華人民共和国が独自に開発を進めている衛星測位システム(GNSS)である。
最初の北斗システムは公式には北斗衛星航法実験システムと呼ばれ北斗-1として知られる3機の衛星で構成され、現時点において運用は限定的である。
2000年から中国と周辺国で航法に提供されている。
現在構築中の第二世代のシステムはコンパスまたは「北斗-2」として知られ、完成時には
35機の衛星で構成される全地球測位システム
になる予定である。
予定ではアジア太平洋地域において2012年から全世界では2020年に運用体制が整う予定である。
2015年までの完成を目指しており、アメリカのGPSやヨーロッパのガリレオと同様に全世界をカバーする予定である。
北斗測位システムの主任設計者は孫家棟である。
』
wikipediから。
『
ガリレオはEUによる全地球航法衛星システムの計画である。
高度約24000kmの上空に30機の航法衛星を運用することを予定している。
民間主体としては初の衛星航法システムであり、EUはアメリカ国防総省が運営するGPSのように、軍事上の理由によるサービスの劣化及び中断を避けられる利点があるとコメントしている。
さらに、測位にかかる時間が短縮され、GPSの数メートルに比べて1メートルまで精度を向上できる。
【EU以外の参加国】
中華人民共和国、イスラエル、ウクライナ、インド、モロッコ、サウジアラビア、大韓民国。
日本も協力を打診されたが、政治的要素、費用的問題に加え、実現性が低いと考えて参加を見送った。
独自の衛星航法システムとして、GPSおよびガリレオの位置情報を補正して高精度航法を行う準天頂衛星システムを開発中である。
』
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